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生き物と息子
自作クワガタ専用簡易冷温室
   
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クワガタ専用簡易冷温室完成


なぜこんなものを作ったか?

カブトムシやヒラタクワガタやコクワガタは比較的に高温にも強いことは
これまで飼育してきた実績でわかっていたのですが、
ミヤマクワガタやほとんどの外国産の場合は高温に弱いことを知り
なんとかならないものかと考えた末、簡易冷温室を自作することにしました。

                                                  2006.7

まだ改良したい所が残っていますが、ほぼ完成です。リビングに置いてます。当初2階の物置部屋に置く予定でしたが、息子たちの目の届かないところに置くのはかわいそうなので・・・
それと、やはり成虫は常時観察できるように、上部半分は透明アクリ板にしました。

今年の夏も暑く、我が家のリビングは日中33℃になることがありました。この簡易冷温室でほぼ30℃以下に保つことに成功!だいたい5℃ぐらい下がってキープしていました。 
但し保冷剤や氷は約6時間で溶けてしまうので、一日3回の交換が必要でした。
材料

メタルラック  1980円〜
スタイロフォーム2枚  1300円
ツマミ2個  100円〜
丁番2個  100円〜
針金  100円
PCケース用冷却ファン1個  300円〜
アクリ板  1500円〜
インシュロック  100円〜

冷却ファン以外はホームセンターで購入
成虫飼育室

上部は、息子たちも観察しやすいように透明アクリ板タイプにしました。

上側に開閉可能です。

ポイント・工夫
密閉性を確保する為にツマミ内側部スタイロフォーム側にマグネット、アクリ板上部側面は針金をクリップ代わりに!
アクリ板固定部はアクリ板に小さな穴をあけて、釣り用のテグスで吊っています。

アクリ板は断熱性に優れていません。室温状況に合わせて切り抜いたスタイロフォームをはめ込む。
幼虫飼育室

下部は幼虫飼育室と冷房ユニット。

片開きに開閉可能です。

ポイント・工夫
切り抜いたスタイロフォームをそのままドアに使いました。ドア側を手で押さえて若干サイズダウンさせてます。
バランスを考え丁番とツマミを同色にしました。
作成手順

メタルラックの寸法に合わせて、上下左右前後板のスタイロフォームの板を作ります。
カッターナイフでカットするのが一番です。

ポイント・工夫
20ミリの厚みを考えて用紙に設計図を書いてから作業しました。
左右後板をはめ込んでから上下の寸法を再測確認して上下の板を切りました。
前板はよく見えるところなので丁寧にカットしました。
作成手順・補足

ポイント・工夫
メタルラックとスタイロフォームの固定にはインシュロックを使用。

接着剤を使っていない為、密閉性に欠けます。
内側からの密閉を考える。
冷房ユニット

ポイント・工夫
冷房ユニットには保冷剤かペットボトルに水を入れて凍らせた物を使用。

冷却ボックスはスタイロフォームで作成。接着には木工用ボンドを使用。

氷からの水の受け皿を少しカットしてスポイドで吸い取りやすいように!
室内ファン

ポイント・工夫
空気の流れを作るためにPCの冷却ファンを使用。
アダプターは入力100V 出力6V 300oAを使用。PC冷却ファンは通常12Vなので回転数は半分にしています。 冷却ファン アダプターともほとんど熱の発生が有りません。

中板にはひゃっきんで買った物を使用。両サイドと真ん中をスタイロフォームで支えています。
残された問題・改良点

幼虫飼育室は改良の余地があります。
中板が無い為、整理が難しく重ねてるのが現状です。

暖房ユニットをどうするか?
只今研究しています。

                       2006.10.15
2006.12.31
幼虫飼育室の中板の問題は解消できないまま年越しです。
暖房ユニットは11月に完成しました。


とにかく出費を避けて維持費も出来るだけ抑えなければならないので、思いつくものがこれしかありませんでした。

「蚊取りマット」冬には使わない。少しだけど熱が出るし、電気代は微々たるもの。

ただやはり熱が弱いので、ホームセンターでアルミの棒を買って来て4本突っ込んでやりました。
これで一応熱源になっているのかな?


どうも室面積に対してこの熱源は弱すぎるようで、ないよりまし程度です。但しアルミ棒付近は暖かいので低温を避けたい幼虫などを近くに置く事である程度効果が得られると思う。

室内ファンは温度を下げてしまうので、切りました。




2007.4.8

セレベスオオヒラタ無事に冬を越す事が出来ました。
マットは1cmぐらいしか入れていなかったので、潜ることも出来ない状態で
冬の間もゼリーを食べて春を迎えました。
この種のクワガタは10度を切らなければ冬越えが可能な事がわかりました。


飼育の状態は夏場と同じ。
冬場10度を切ることは無かったと
思われるが、日本の冬はこいつに
とってかなりきついものだったと思
われる。

まだ動きは鈍いけど、元気な姿を
見せてくれる我が家のセレベス君

ちなみにメスは二階の子供部屋に
別のケース(産卵セットのまま)で
放置状態。
潜ったままで生存確認できません。




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